毒針を飛ばすハブクラゲとウニの一種であるガンガゼ

沖縄県の海には、沖縄県に特有の有害生物が多数生息しているので注意が必要です。

■ハブクラゲは無数の触手に触れてしまうと毒針に刺されてしまう危険生物です。

ハブクラゲとは、サンゴ礁に囲まれた浅いおだやかな海や入り江に生息しており、7月から10月頃まで、沖縄全域に発生するクラゲです。
触手には多数の細胞が密接に存在しており、触れると毒針を出して攻撃してきます。
触手を伸ばすと約1.5メートルにもなるほどに大きなクラゲで、その触手に刺されると途端に身体に激痛が走り、強いかゆみやみみず腫れなどを身体にもたらします。

・ハブクラゲに刺された場合は、針を取り除いてすぐに病院に向かいましょう。

ハブクラゲの毒針に刺された場合、すぐに食酢をたっぷりと患部にかけて、ピンセットなどで針をやさしく取り除くことが必要です。
針を取りのけたら、絶対に患部をこすったりして傷つけないよう注意し、病院に辿り着くまでの間は氷や冷や水で冷やしておきましょう。

■ウニの一種であるガンガゼは全身が鋭いトゲに覆われている危険生物です。

ガンガゼとは、大きな岩やサンゴ礁の下にひっそりと隠れているウニの一種です。
細くてとても長いトゲだけが全身から突き出しており、トゲは折れやすいので、刺された場合にはすぐに折れて体内にトゲが残ってしまう恐れもあります。
遊泳中、岩場に手を伸ばしたら、陰にひそんでいるガンガゼに刺される恐れもあるので、ガンガゼが出る地域では、肌を露出したままでの遊泳はできるだけ控えることが無難です。
トゲに刺さされた場合、死に至ることはないものの、激しい痛みに襲われてしまいます。

・ガンガゼに刺された際には体内に折れたトゲが残らない様に病院で検査を受けましょう。

まずは無理せずに、目に見えるトゲを折れないようにやさしく一本一本取り除いてから、傷口を真水で洗って清潔にした後に、やさしく消毒します。
その時、体内に残ってしまったトゲは無理に取り除かずに、病院で抜いてもらうようにしましょう。
また、外目やケガ人の感覚的に、トゲが安全に全部抜けたと思っても、万が一、体内に折れたトゲが残っていたら大変なので、ガンガゼに刺された場合には必ず病院で検査を受けることが必要です。

無数の触手から毒針を飛ばすハブクラゲや、全身が鋭い針に覆われているガンガゼ以外にも、沖縄には数多くの危険生物が存在します。
滞在先の観光地に生息する危険生物をしっかりと確認し、万が一のために応急処置の準備をしておいてください。

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