山の爬虫類のハブと海の爬虫類のウミヘビ

本記事では、山の危険な爬虫類であるハブ、海の危険な爬虫類であるウミヘビについてご紹介いたします。

■かまれたら身体に毒がめぐってしまうハブ。

沖縄には、ハブやヒメハブ、タイワンハブ、サキシマハブなどの4種類の危険なハブが出現します。
基本的にハブは夜行性であるため、日中は木の上や岩穴の中、畑の中にひそんでいるため、出会う危険はありません。
しかし、日中にハブを見かけたとしても、むやみに近づかないように注意が必要です。
山に入る場合には、万が一ハブにかまれた時に備えて、念のために靴底の厚い靴や、厚手の靴下を着用しておくことをおすすめします。

・ハブにかまれたら血のめぐりを遅くしてすぐに病院で処置を受けましょう。

ハブにかまれた際には、身体に毒がめぐらないように、慎重にゆっくりと落ち着いて歩きで車まで移動し、すみやかに車で最寄りの病院まで運んでもらいましょう。
その間に、専用の器具などがあればなるべくそれを使って、傷口から毒を吸い出したり、血流を減らす程度にゆるやかな止血を行うと、より毒のめぐりが遅くなります。
いずれの場合にせよ、ハブにかまれた際には、すぐに病院で適切な検査と処置を受けることが必要です。

■ハブの10倍の毒性を持っているウミヘビ。

種類にもよりますが、ウミヘビはハブの10倍の神経毒と、筋肉を溶かしてしまう筋肉毒を持っている沖縄でも最大級の危険生物です。
さらに、一回かむだけで1万人以上の人間を殺せる最強の毒を持っているベルチャーウミヘビ。
ハブの70から80倍の強い毒を持っており、交尾や産卵のために陸上に上がってくることもあるアラブウミヘビなど、ウミヘビの中でも特に危険な生物も存在します。
ウミヘビは基本的に気性がおとなしい上に、口が小さいため、かまれた場合にも注入される毒の量自体は少ないことが不幸中の幸いです。

・ウミヘビにかまれたら身体に毒がめぐらないように血流を止めてすぐに病院に向かいましょう。

かまれたらすぐに、ウミヘビにかまれた場所より身体に近いところを縛って血流をとどめ、毒が全身にまわるのを防ぎましょう。
その後、患部周辺を押し出すようにしながら毒を出しつつ、安静にして直ちに病院で医師の処方を受けることが大切です。

沖縄の山と海には、それぞれ危険な毒を身体に宿している爬虫類のハブとウミヘビが出現します。
これから滞在する観光地にどんな種類が出てくるのかを確認して、万が一のために応急処置の準備をしておきましょう。

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